□至福の一時
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Interviewer:
貴方にとって“至福の一時”とは?
(明るく問う)

ー奴良リクオ氏(昼)の場合ー

えっ?
僕の至福の一時??
そりゃあ…勿論
恋人“氷麗”と居る時だよ

平日の昼は学校があるから
余り一緒には居られないけれど…
登下校やお昼休みとかは常に一緒だもの

土日の昼は大概いつも一緒だし…

夜は平日も土日も構わず一緒に居るよ

それにね?
彼女は可愛くて愛らしい恋人だから
一緒に居て飽きないだよ
ちょっとからかったり悪戯するだけで
百面相するんだもの
飽きるはず無いでしょう?

彼女と居るのはいつも楽しいよ
明るくて元気だし
おっちょこちょいでドジな所も可愛いし
色白美人で純粋無垢な綺麗な雪女だよ


Interviewer:
ぶっちゃけ…“のろけ”てますよね?
(半ば呆れ気味に)


勿論♪
当たり前じゃない((ニコッ
良く可愛い子は目に入れても痛くないって
言うでしょう?
あの言葉は言えてるよね

僕は彼女の事が大好きなんだ
可愛くて愛おしい女性-ヒト-だよ
(目をキラキラさせて語っている)

“実はこの場に及川氷麗(雪女)氏も居て
勿論…彼女は真っ赤に顔を染め上げて
恥ずかしがっている訳だが…”
(その後、昼のリクオ氏の自覚有りの言葉攻めは数刻続く羽目となる)





Interviewer:
……………………………………………………
(彼ののろけ具合に言葉を失う)

え〜((ゴホン
それでは気を取り直して…
貴方にとって“至福の一時”とは?
(また明るく問う)

ー奴良リクオ氏(夜)の場合ー

あ?
あー…氷麗と居る時間

否、氷麗と共に床に居る時間か((ニッ


Interviewer:
いきなり…“其処”…いきますか…?
(少し気圧され気味)


駄目かい?
まぁ…“夜の散歩”とか、“晩酌”とかも
好きだけどな((ニッ


Interviewer:
そっちの話から聞かせて下さい…
(半ば諦め気味に)


ん?
あぁ…

夜の散歩ん時は…
結構…氷麗のドジな所が見られるぜ
晩酌ん時は…そうだな…
良い女隣に侍らせて、って“粋”だろ?
それに…年中“雪見酒”が楽しめるしな…
俺の恋人は…四季の景色にも
負けず劣らず綺麗だからな((ニッ
(満足気に語る奴良リクオ氏(夜))

でもな?
床ん中が一番だな…やっぱり
普段は天然でドジばっかで
からかったりするとあわてふためいたりする
氷麗だけどよ
○○○○○時は大人しくなって素直でさ
すんげぇ可愛いんだ
しかも…○○○○○した時の顔とか…
もう…堪んないんだよなぁ〜
(嬉々として放送禁止用語を次々に口にする奴良リクオ氏(夜))


Interviewer:
……………………………………………………
(呆れて物も言えない)


それでな
鳴き声とかも
堪んなく色っぽくてな
○○○○○した後とかも妖艶で…
流石、雪女だ

“フルフルと戦慄く及川氷麗(雪女)氏を
他所にどんどんとエスカレートしていく
奴良リクオ氏(夜)の甘言…
遂には、及川氷麗氏(雪女)に
「リクオ様のバカ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
と巨大な氷の重石付き
風声鶴麗を食らう羽目に…”
(その後、悪びれもなく奴良リクオ氏(夜)はこう…のたまわったという)

“うん、やっぱ氷麗は…床ん中の一番だな”
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