ちゅっちゅっと啄ばむような口づけを繰り返す

優しい口への愛撫はいつしか顎のラインを辿り、鎖骨を甘噛みし、つんと硬くなったその頂きを吸い上げると、へそを通ってその割れ目へと舌先を侵入させてきた

ぴちゃぴちゃと音を立てながらその割れ目を辿る

舌で押し開き十分に嘗め回した後、ゆっくりと上へと移動していく

そしてその先端に小さな突起を見つけると、舌先でちろちろと刺激し始めた



「んぁあっ!!」



途端つららから一際大きな嬌声が聞こえてくる

リクオから与えられる愛撫に、声を出さない様に堪えていたつららも、その強い刺激に思わず声が漏れてしまった

恥ずかしそうに頬を染めると、声を出すまいと自身の手で口を塞いだ

それをちらりと盗み見ながらリクオは舌の動きを更に早めた

ぴちゃぴちゃと激しく響く水音

広い空間でその音は更に反響しつららの鼓膜に届く

躰も視界も聴覚も、リクオの愛撫によって侵されていった

中心を攻めるリクオの姿をつららは虚ろな瞳で見下ろすと

リクオも見せ付けるようにその割れ目を指で押し開き、つららから良く見えるように舌を伸ばして見せた

ぺろりと全体を舐め上げてやれば、つららから更なる嬌声が上がる

執拗に秘芯をしゃぶり

舌先をその入り口へと挿し込み掻き回す

そして、今度は指で以ってそこを愛撫し始めた

舌よりも強いその刺激に、つららは呻くような声を上げた

ぐちゅぐちゅと掻き乱す中指につららの意識が集中していく

何度も注挿を繰り返し柔らかくなったそこへ更に2本目の指が入ってきた

その圧迫につららは首を仰け反らせる

まだまだこれから、というようにリクオは口元に笑みを作ると、激しくつららの中を擦り始めた



指を激しく回転させたり

指を開いて中を押し広げるように擦ったり

折り曲げて一点を激しく攻めたり

ありとあらゆる方法でつららを絶頂へと導いていく

そして――



つららが絶頂へと逝く寸前

リクオは徐に指を抜き取ると、今度はそこへ張り詰めた自身をねじ込んできた

「あああああ」

突然入ってきたその太い塊に、つららは目を見開いて背を仰け反らせる

ビクン、ビクンと足がつっぱり痙攣する

軽い絶頂を迎えたつららは、中を激しく収縮させながらリクオ自身を受け入れていった

己に吸い付くその肉壁にリクオも眉を歪ませて堪える

夫婦としてつららの躰を隅々まで知り尽くしたリクオは、つららの喜ぶ方法を良く熟知していた

つららはこうやってされるのが好きだ

本人は嫌だと言っているが躰は正直である

いやいやと顔を左右に振りながら顔を真っ赤に染めるつららを見下ろしながらリクオはにやりと笑った

今もつららの中はリクオを離すまいと必死になって収縮を繰り返している

リクオを奥へ奥へと誘おうとしている

その気持ちの良い刺激に耐えながら、リクオはゆっくりと腰を動かし始めた


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