そのままつららを見守っていると

つつつ、とその固い胸板に手を這わせてきた

何度も何度も上から下へ、下から上へと指で辿っていく

とろんと虚ろな瞳で己の体を見つめるつららは今は正常な思考ではないのであろう

普段の彼女ならばこんな事絶対にしないな、とリクオは珍しい彼女の行動に内心歓喜していた



もっと触れ、とつららの手を取って引き寄せる

それに従いつららは更にぺたぺたとリクオの体をまさぐり始めた

暫くリクオの体をまさぐっていたつららは突然その胸元へと顔を近づけていった

ちゅっと音を立ててリクオの鎖骨辺りに吸い付いてきた

ぴりっと痺れるようなその感覚にリクオは目を細める

つららが離れたそこには



赤い華の跡



「ふっ」

己の体に印を付けられたリクオは口角を上げるとさらにつららの頭に手を回して顔を寄せさせた

ちゅっちゅっとリクオの胸を冷たい感触が辿っていく

啄むように吸い付くつららの行動を見守りながら、さて次はどうさせようかとリクオが考えを巡らせていると

ふっと急に下の方が重くなった気がした

「え?」

思わず見下ろすと、つららが口で腹の辺りに愛撫を施しながら更にその下に手をかけていた

「お、おいっ」

リクオは慌てて身を引こうとしたが、それよりも一瞬早くつららの手がそこを触った



ぞくり



背中に電流が走る

微かに触れただけの手の感触にリクオは焦った

「ま、まてそこは・・・・」

帯の下の布を肌蹴けさせ始めたつららに、それ以上はヤバイとリクオが声をかける

が、つららは止まらずとうとうその膨らみを外気に晒してしまった

つららの目の前に晒されるソレ

既に倍に膨れ上がりドクドクと脈打つソレはつららの目の前に現れた途端さらにその硬度と膨張を増した

つららは目の前に取り出したそのリクオ自身をまじまじと見つめる

初めて見た男のモノにごくりと喉を鳴らした

「つ、つらら?」

リクオの焦るような声が鼓膜に響いてくる

つららは「えい」と目を閉じ勢いをつけるとそのまま



はむ



と咥えた

「ッ!?」

驚いたのはもちろんリクオの方で、突然自分のモノを咥え込んだつららに絶句する



いや、おい・・・俺はここまで望んじゃ・・・くっ!!



リクオは焦る頭でつららを引き離そうとしたが、次の瞬間苦しげに顔を歪ませてその場に固まった



じゅるり



つららの口元から音が聞こえてくる

鼓膜を震わすその音に、ぞくぞくしながらリクオは下半身で起こる電流のような刺激に耐えていた



じゅるり

ずるり



「うあっ」

想像以上に巧みな舌使いをするつららにリクオは思わず呻き声を上げる



ど、どこで覚えてきたんだ〜〜!!



リクオは胸中で絶叫しながらこの清楚な側近の大胆な行動に一人悶絶していた





くそっ、俺のせいかよ?

リクオはつららに翻弄されながら自分が事の発端だったと改めて眉間を顰めていた

下の方では未だにつららが忙しなく動いている

じゅるじゅると唾液を吸う音と、ちゅうっと吸い付くような音がする度にリクオはびくりと体を震わせていた



くそ、そろそろやばいかも・・・・



腰の辺りで感じ始めた射精感にリクオは眉間に皺を寄せる

さすがに初めてが口の中・・・というのも乙だが

いやいやいや、これはこれで男の沽券に関わる!とリクオは頭を振った

ここまで勧める気は無かったが、しかし女の方がその気なのである

ここは男としてやる事はやっておきたい



女の口だけで終わるなんて、しかもまだ一度もしてねぇ〜じゃねえか!



つららの中をまだ堪能してないぞ、とリクオはそこで気づき慌ててこの行為を止めさせるべくリクオはつららに声をかけた

「おい、つららいい加減にやめろ」

その言葉につららの体が一瞬ぴくりと反応する

しかし

次の瞬間これ以上無いくらいの勢いでつららが吸い付いてきた



じゅるじゅるじゅるじゅる〜〜〜〜



「〜〜〜〜〜ッ!!こ、こらやめ・・・くっ」

頭を上下に動かし舌で先端を舐め上げる

サオを手で扱きながらリクオの全体を刺激する

「く・・・あ」



やべえ、つ〜か本当にどこで覚えたんだよ!?



リクオは一抹の不安を胸に、とうとうつららの口の中で男の沽券に白旗を振った

「く・・・」

リクオがびくりと体を強張らせた瞬間

その小さな喉奥に大量の白濁を迸らせた


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